東亜警備保障株式会社 大阪府公安委員会認定 第1号 |
          


|
|
警評辛言 −色彩感覚ー |
|
色に対する感受能力のことで、おしゃれな人
たちを「色彩感覚に優れている」などという。
単に一つ色であっても、 その濃淡の組み合
わせで豊かな色彩を感じるのも見事な色彩
感覚能力であろう。現代は色彩の時代をい
われ、色の種類は無数に増え、心身の健康
維持、労働の能率増進、災害の防止などに
役立たせるため、 色彩調節が大きく普及し
てきた。 |
 |
 |
だからといって昔の人が劣っていたかというと、
どうもそうではないらしい。 例えば「利休鼠」な
どという、若草色と灰色の中間のような微妙な
色を貴重なものとした茶人たちなどを考えると、
いつの時代にも色彩感覚に優れた人はいたよ
うに思える。そして「湖(うみ)くれて鴫(しぎ)の
声ほのかに白し」 と詠じた松尾芭蕉に至ると、
鳴き声などの音響にまで、 先人たちは色を感
じ取る能力を持っていたと思わざるを得ない。
そういえば 「真っ赤な嘘」 や 「黄色い声」 とい
う表現も昔の人の色彩感覚による表現だろう。
あらゆることに切実な色を感じ、豊かに表現で
きる色彩感覚に優れた時代を迎えるためには
まだまだ昔の人に学ぶ必要がありそうだ。 |
|
(月刊警備評論 警評辛言より抜粋)
|
|
▲ページトップへ
|
| Copyright 2006 Toa Security Guard Co.,Ltd. All Rights Reserved. |